ここ数年で大きく進化している携帯電話。

以前では携帯でネットやゲームをするなんて考えられませんでした。

ガラケーではネットやゲームが出来るものの、ネットではPCサイトには敵わなかったり、ゲームでもゲーム機には敵わなかったものです。

少し前であれば『怪盗ロワイヤル』などが流行った時期もありました。

あの時、私の周囲では何人かがハマっていましたが、正直私は全然興味が沸かなかった。

所詮携帯ゲームだな~とか思いながら見ていたのを覚えています。

しかし最近、スマホが登場してからは全てが大きく変わりました。

携帯で普通にPCサイトが見れる、動画が見れる、そしてゲームもゲーム機と同じレベル。

携帯でゲームなんかしないと思っていた私でも、最近はどっぷりとスマホゲームにハマっています。

正直これが私が中学、高校の時にあったら・・と思うとゾッとするレベル。

授業中でもスマホを離さずゲームしていそうです^^;

そして実際、今の中高生などはスマホにハマりすぎてスマホ依存者が続出しています。

今回はそんなスマホ依存の子供に対して、予防策、治療法などの対策を紹介していきたいと思います。

子供に重点を置く理由としては、重度の依存により医療センターを受診している7~8割が学生ということ!

これは軽視できない事ですね^^;

 

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スマホ依存症とは?

これは通常の生活で大事な食事や睡眠といったことよりも、スマホによるインターネット、SNS、ゲームなどを優先して、自分で時間をコントロールできなくなってしまう症状です。

この症状になっている中高生は、全国に約50万人いるとのデータもあります。

そしてスマホ依存症にになる傾向が強い子供には、

・対人関係が苦手

・引っ込み思案

・不安が強い

・気が弱い

など、コミュニケーションが苦手な人ほどなりやすいのです。

 

スマホ依存の前兆は?

スマホ依存には前兆があります。

今時の中高生であればスマホは持ってて当たり前のレベルまで来ているかもしれませんので、良く使うくらいは普通でしょう。

しかし、以下の症状が多く見られる状態であれば注意が必要です。

・夜中まで触っている

・朝起きられない

・成績に支障が出てくる

・他のことに興味がなくなってくる

・取り上げると激しく怒る

・常にLINEなどのSNSを気にする

・部屋から出てこなくなる

・家族との会話が減り、スマホばかりいじる

これらの症状が多く見られる場合は注意が必要です。

 

LINEが与える大きな影響

現在の中高生に同情したくなるのがこの『LINE』

非常に便利で素晴らしいものですが、これは強制的にスマホをいじる環境を作ってしまう元凶でもあります。

それはLINEグループの存在。

ニュースでも取り上げられている『既読無視』、『グループはずし』など、いじめに直結するようなもので、中高生としては常に意識していなければならないもの。

そしていつも遊んでいる友達でも、自分だけグループに入っていなかったりするとその関係はすぐに崩壊します。

LINEグループにいるかいないかだけで人間関係に大きく影響してしまうんですね^^;

 

スマホ依存を予防するには?

子供が外に出ている時は中々対処できない物ですが、家にいる時にはある程度の予防ができます。

それは家族でルールを決めること。

ここでいくつかの例を出します。

・24時には必ず部屋の外に出す

・成績ダウンによるペナルティ、または成績上昇によるアプリ課金などのご褒美

・ルールを書いた紙を壁に貼り、親も子供とともにルールを守る

・食事、風呂中はスマホ禁止

その家庭により色々方法があると思いますが、私が思うのはペナルティよりも報酬のほうが効果があると思います。

その他には別に魅力を感じる物を作ってあげること。

そしてつらいですが、親も子供と同じようにルールを守ることです。

 

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もしスマホ依存症になってしまったら?

長時間スマホを使用していることで、負の連鎖が始まります。

 

体、心に関しての影響

スマホに熱中するあまり、きちんとした食生活ができなくなります。

症状としては、

・偏った食事による栄養失調

・引きこもりによる運動不足、体力の低下

・睡眠不足による睡眠障害

・重度のゲーム課金によるうつ状態

・ネットができる環境がないだけでイライラする

などが挙げられます。

食事は家族が作ってくれればいいのですが、重度の依存になると出しても食事を摂らない、下手をするとトイレすら我慢する人もいます。

昔ニュースで取り上げられていた重度のネットゲーム依存者は、ペットボトルを用意しそこに用を足していたという事実もあります。

 

家族や社会に対しての問題

これは、学生であれば友達と遊ばない、学校に行かない、遅刻ばかりする、などの症状で、

社会人でも遅刻、無気力、仕事のミスが続き不安定になる、全てがうまくいかなくなりイライラする、など負の連鎖が続きます。

こちらも重度の課金により借金や家庭崩壊などもあり得ます。

ソーシャルアプリの課金は正直かなり高いです。

下手をするとパチンコ依存症と遜色がないくらいの出費を伴うでしょう。

ここが制御できなくなると家族の生活にも多大な影響を及ぼすため、とても注意が必要です!

 

治療方法は?

もしなってしまい、自分ではどうすることも出来なくなってしまった場合、カウンセリングなどのプロに依頼しなければ改善は厳しいと思われます。

そして治療が必要なのかどうかは検査や問診によって診断されます。

ここでの検査とは、身体検査と心理検査です。

身体検査の内容は、

・栄養状態をみるための血液検査

・運動不足による肺機能の低下を見る為の肺機能検査

・運動による体力測定

などが挙げられます。

心理検査の内容は、依存の度合い、うつ病など精神疾患の検査になります。

そして治療が必要と判断されたら、特に依存しているもの(特定のゲームなど)を辞めるよう、1つのことに特化した目標を立て、それを改善していくような治療をしていきます。

では、ここからいくつか治療方法を紹介します。

 

デイケアによる治療

同じ症状の人達で運動したり、食事をしたりなどの機会を設け、毎日の生活について話しあったりします。

ここではネット上の掲示板などのコミュニケーションに慣れてしまい、実際人と会って話すことが苦手な人が多いため、

克服するのに役立ちます。

さらに1週間程度、スマホのないキャンプなどを行い、SNS上だけでなく現実のコミュニケーションを体験することで、社会復帰のための勉強をすることができます。

お互いに話し合うことで、自分たちがどれだけスマホに依存しているのかを自覚することになるのです。

 

カウンセリングによる治療

臨床心理士が本人の生活状態、家族状態を調べ、スマホに対しての意識の歪みを見つけていきます。

そして患者と向き合い、考え方の根本から修正していきます。

 

入院による治療

明らかに家族の手におえないような状態であれば、入院による治療を行うこともできます。

ここでは健康状態の管理も含め治療を行いますが、やはり易々と改善するものではないようです。

入院によってある程度症状が改善されても、デイケアやカウンセリングによる治療が必要になります。

無理にやめさせると逆効果ですので、家族でしっかりと時間を管理し、少しでも良くなったと思ったら褒めることも大事です。

 

まとめ

何事も依存症になると恐ろしいものです。

そしてそれを治療するとなると、かなりの労力が必要になりますので、前兆となるような状態が続くようであれば早めに対処をしましょう。

今の世の中、スマホなしで生活するというのは普通の人でも厳しいと思いますので、家族で話し合い、きっちりとルールを決めておく必要があります。

 

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