Pocket

計装士の試験といえば非常に閉鎖的なイメージがり、ネットにもほとんど情報がありません。

私は受験の際に過去問や対策で検索しましたが、まず有益な情報がない…

 

一体何から勉強すればいいの?と疑問に思いました。

おそらくネットで情報を探している人なら私と同じ疑問にぶち当たるはず。

 

そこで今回は、

  • 一級計装士の受験資格
  • 私が買った勉強用テキスト
  • 学科試験について
  • 実地試験について
この4点について紹介したいと思います。

スポンサードリンク


 

一級計装士の受験資格

まずは受験資格ですが、規定にはこう書いてあります。
  • 計装工事の設計、施工の実務経験年数5年以上
  • 2級計装士合格者で、実務経験4年6ヶ月以上
  • 上記2つの経験年数のうち1年は、指導監督的実務経験が必要
 

この実務経験5年とは、年度末の3月31日までで5年という意味です。

計装士の試験は秋頃から始まりますが、試験までに5年経っていてもダメ。

 

例えば2018年の1級計装士を受ける場合、2018年3月31日時点で5年の実務経験を終えている必要があります。

 

申し込みには実務経歴を記入する必要がある

計装士1級では、受験の際に5年の実務経験を簡単に記載する必要があります。

ここでは会社の上司(課長以上)が記入する項目などもありますが、正直自分で書いても問題ありません(笑)

 

経歴に関しては多少筆を舐めても良いのでしっかりと記入しましょう。

私も結構舐め舐めして提出しました(笑)

 

どうしたら実務経験の部分で弾かれるのかは分かりませんが、私はこんな感じで通りました。

 

私が買った勉強用テキスト

ではここからが対策の本題です。

まず勉強するにもその辺の書店にはまったくテキストが売っていません。

 

ですから私は『一般社団法人日本計装工業会』からテキストをネットで購入しました。

購入したテキストは2つ。
  • 計装技術講習会1級テキスト[学科](平成29年版)
  • 計装技術講習会1級テキスト[実地](平成29年版)
テキストの外観はこんな感じです。



結構分厚いテキストです。

価格はそれぞれ3,240円。

遅すぎると売り切れになるため、早めに購入したほうが良いですよ!

 

私の場合は「講習会を受けるなら自腹」と会社に言われていましたので、このテキストだけで頑張ることにしました。

ちなみに講習会は試験日よりかなり前に実施される(6月くらい?)ため、申し込むなら早めにチェックしたほうが良いです。

試験日の2ヶ月前くらいに調べてもすでに終わっているので注意です!

 

学科試験について

では学科試験についてです。

学科試験の勉強法ですが、私の場合でお話しますので上記のテキストを購入した前提での話になります。

 

購入すると分かるのですが、テキストのページ数は300ページ以上。

正直いってこれだけの量を勉強するのは結構きつい(汗)

 

しかし計装士の試験は大きく3種類に分かれており、そのうちの2つは選択問題です。

その種類とは、
  • 共通問題
  • 『甲』プラント計装問題
  • 『乙』建築物計装問題
となっており、甲と乙が選択問題となっています。

 

つまり自分がどっちを受けるかによって、もう片方の問題は勉強しなくても良いということ。

よって勉強の範囲を200ページちょいまで減らすことができるのです。

まぁそれでも200ページやらないといけないのですが、1ヶ月ほど頑張れば1日7ページくらいな感じでしょうか。
※200ページといっても全てが問題ではなく解説もありますので、実際はそこまでのページ数ではありません。
 

できれば2周ほど勉強できれば理想ですが、私は1.3周くらいまで頑張りました。

しかし個人的な感想では学科試験は結構ギリギリ。

 

試験の時は問題も全て回収されてしまうため答え合わせもできませんが、感覚では学科Bの手ごたえがかなり悪かったのを覚えています。

学科Aと学科Bを合わせた結果で60点以上を取れれば大体合格なので、学科Aでカバーできたんでしょうかね(汗)

 

私が特に力を入れた点

ではここで学科の勉強の中でも私が特に力を入れた部分を紹介したいと思います。

実際試験でも良く出ますので要チェック!
  • 論理回路
  • 各種計算問題
  • 計装記号など、表の穴埋め問題
 

私がこの中でも一番頑張ったのは論理回路です。

まず100%出ると思っていいと思いますのでしっかりと理解しておきましょう。

これは実地試験にもほぼ確実に出ます!

 

暗記問題のうる覚えは注意!

これは私が失敗したことですが、暗記問題を流して覚えるのは良くないです。

過去問に同じような問題が出ていたのでサクサク解いていたのですが、後々過去問を確認したら問題分に違いが!

どういう違いかというと、
  • ~ができる(過去問)
  • ~ができない(試験問題)
~の部分は全く同じ。

○×クイズだったのですが、これを完全に間違えました(汗)

 

『できる』と『できない』をキチンと覚えていなかったんですね。

こういう間違いは非常に痛いので注意です。

 

さらにもう一つ紹介すると、

文章の穴埋め問題も注意です。

全く同じ文章の穴埋め問題でも穴が開いている場所が変わります。

 

過去問をやっているとつい穴が開いているところばかり覚えがちですが、違う場所が開いていると急に分からなくなったりします。

ですから穴埋め問題は文章全てを把握できるよう押さえておきましょう!

 

学科試験の時間は一見長く見えますが、結構時間が足りなくなります。

ゆっくり考えていると時間がなくなりますので、分からない問題は飛ばして後から考えるようにしましょう。

スポンサードリンク


 

実地試験について

計装士の実地試験は学科試験と違い、マークシートではありません。

全て手書きで記入しなければならないため、分からない部分があったら白紙が確定してしまいます。

ですからテキストはしっかりとやり込みましょう。

 

実地試験に必要なもの

まずは試験時に必要な道具から。
  • シャープペン
  • 定規
  • 消しゴム
以上の3点です。

 

シャープペンや消しゴムは確実に持っていくと思いますが、定規を忘れてしまう可能性があります。

空気配管を書くための円などは試験会場に用意されていますが、長さを測るための定規は必ず持っていく必要があります。

これがないと問題の20%を捨てることになりますので注意しましょう。

 

実地試験問題はどんな感じ?

実地試験問題は基本的に形式は一緒です。

大まかに紹介すると、
  • 設備動作のフローチャートの作成
  • 設備動作のタイムチャートの作成
  • 設備動作の論理回路の穴埋め
  • 設備動作のラダー図の穴埋め
  • リスクアセスメントの作成
  • 設備の現場計器一覧表の穴埋め
  • 設備の計装配管配線図の完成
  • 設備の空気配管図の完成
  • 主要材料拾出表の完成
  • 計装工事工程表の作成
毎回これだけの問題を午前、午後で解かなくてはなりません。(※この問題は『甲』プラント計装問題の場合)

テキストにはこれらの問題が3年分入っています。

 

3年分全てを完璧に理解できればまず落ちることはないでしょう。

とにかくテキストをやり込むことが大事。

問題数は少な目のため、「この問題は捨てる」といったことはないようにしましょう。

 

まとめ

どうでしょうか?

一級計装士の問題は幅広く、普段行っている作業以外の問題も数多くでます。

合格に必要なのは、とにかくテキストをやり込むこと。

講習会に関しては、会社がお金を出してくれるなら行ったほうがいいですが、行かなくても十分受かると思います。

 

仕事が忙しく時間がとれない方は2ヶ月前から。

時間が取れる方は1ヶ月みっちりと。

 

このテキスト2つをやりこみ、合格を目指しましょう!!



 

スポンサードリンク